今週のびおんぼ

2002.3.12

人は彼を画聖と呼ぶ。
没後五百年 特別展

雪舟

平成14年3月12日より4月7日まで、「雪舟」展が京都国立博物館で開催されています。

今年は雪舟没後500年になるそうで、それを記念して行われています。
雪舟の絵は、国宝展とか美術名宝展などで、2〜3点は過去に見ることが出来ましたが、一度に多くの作品を見る機会はありませんでした。今回、師匠の絵とかライバルの絵も含んではいますが、約120点という作品を見られるということは、我々美術ファンにとっては、見逃すことの出来ない展覧会です。

雪舟は、岡山の総社生まれです。幼い頃から禅寺である宝福寺に修行に出されましたが、絵ばかり描いて修行をサボっているので、和尚が雪舟を柱に縛り付けました。雪舟は寂しくて泣いて、こぼれ落ちた涙でネズミの絵を描くと、そのネズミが動き出し縛っていた縄を噛み切ったという逸話はあまりにも有名です。

雪舟は、文明10年(1479)島根の益田七尾城主兼堯(かねたか)の招きで益田を訪問し、崇観寺(現在の医光寺)で5代目住職として数年を過ごし、また、崇観寺、萬福寺の両寺に山水庭を築きました。

雪舟は、晩年益田の山寺東光寺(現在の大喜庵)に入山し、そこで87歳で亡くなりました。いま、大喜庵には雪舟廟と雪舟硯水霊巌泉があり、大喜庵の近くに雪舟の記念館があります。

雪舟の作品を見に足を運ばれては如何でしょうか、また、雪舟ゆかりの地を散策されては如何でしょうか。

店主

 

 

<今週のびおんぼバックナンバー>

特別展「画家達の動物園」(2002.1.25)
シアトル美術館からの里帰り「近代の京都画壇」ご紹介(2002.1.16)

 

戻る